マリガンについて

久しぶりに真面目な解説記事。
マリガンに絶対の自信がある人は読まなくても構いませんが、大半のひとは確率の計算なんてしたことないですよね。

デッキについて

G1が15枚、G2が10枚、G3が8枚のデッキを例として使用します。


1枚でG1を引ける確率:30.6%
1枚でG2を引ける確率:20.4%
1枚でG3を引ける確率:16.3%


※この数字は、既に引いたカードなどを考慮せず、49枚の中からランダムに一枚引いた場合の確率です。

G1がこない時のマリガン

今回は一番悩みそうな初手00023でのマリガンを例に。

23残して3マリガンしてG1を引ける確率 79.83%
G2を残して4マリガンしてG1を引ける確率 86.13%
↑のあとG3を引ける確率 71.44%
手札をすべて戻してG1を引ける確率 90.03%
↑のあと、G2も引ける確率 73.90%
更にG3も引ける確率 61.29%

※ドロートリガーとか手札操作系効果は考慮していません。
一枚で引ける確率と合わせてだいたいの数字を出してもらえれば。


というわけで、交換のみで揃う確率が一番高いのは23残しの3枚マリガン
ですが約2割の確率でG1が来ない=ぼっこぼこにされるため、これが一番良いというわけではないです。
それに比べて2残しでG1を引ける確率は86%となっており、1ターン目のライド事故は14%。
1ターンG1に乗れなかった場合とG3に乗れなかった場合の勝率では後者のほうが間違いなく高いですし、そのへんの数%の差は好きな方を選んでください。


結論としては、交換係カードとかドロートリガーがいっぱい入ってるならなるべくG2のみを残し
手札交換系が無いデッキは23残しも視野に、といったところでしょうか。(G3の枚数が少ない場合などは23残しが特に有効。)
後攻の場合はG2へのライド時に引く枚数がもう一枚増えるので、特にG1が14枚程度のデッキなら5枚マリガンも選択肢にどうぞ。
今の環境の陽炎を使ってる人は23残しより2だけ残すほうが確率的にも良いんだろうけど、説明が面倒なので理由は省略。


他の配分でも書こうと思ってたものの予想以上に面倒だったので諦め。
マリガンの仕方が分からない方の参考になれば幸いです。
細かいことは各自で考えて調整してください、ドローの確率とか綺麗に求めるのは俺には無理。


※計算間違いの可能性も充分にありますので、鵜呑みはせず、気になる箇所があれば計算してみてもらえると助かります。