LCQ使用構築 ゲンガーギャラドス

今回の使用構築はタクヤ君とmirageにほぼ…というか全部任せっきりでしたが、非常に強いパーティを忘れてしまうのはもったいないので記事として残しておくことにしました。
個体まで用意してもらって、二人には頭が上がりません。ありがとうございました。


LCQでは予選3戦目にて敗北してしまいましたが、構築上最も厳しいと思われるポケモンであるメガライボルト軸を踏んでしまいなにもできずにやられてしまったのである意味納得はしています。
厳しいポケモンであることは分かっていましたが当時のアメリカでの使用率・Showdownでの遭遇率を考えて対ライボルトには寄せずにリザードンYなどを意識した構築のほうが全体的な勝率は高いと確信していたので、後悔はしていません。
構築負けしたけれど使用した構築は最高だった、そう心から思えるようなパーティを手にできてよかったです。

使用パーティ

※このパーティはLCQ・本戦での1試合15分でのマッチ戦を前提としています。

  • ゲンガー@ゲンガナイト

シャドーボール 金縛り 鬼火 守る
臆病 252-0-4-4-12-252
・D182ゲンガーのシャドーボール高乱数耐え

滝登り 電磁波 挑発 守る
陽気 164-52-4-0-84-212
・無振りファイアロー高乱数1発
・最速ドーブル抜き

  • ガルーラ@ガルーラナイト

やつあたり アームハンマー ギガインパクト 猫騙
意地っ張り(肝っ玉) 84-140-28-0-4-252
・HP16n-1
・ガルーラのアムハン最高乱数以外耐え
サザンドラの眼鏡流星確定耐え
・素早さ全振り(Rさんのサザンドラより早くなる、多くのリザードンに先制できるなど都合の良い数字に)

10万ボルト めざめるパワー氷 羽休め 電磁波
控えめ 204-0-116-0-84-104(実数値:191-x-120-159-121-133)
・ガルーラの捨身タックル高乱数耐え
サザンドラの眼鏡流星高乱数耐え
・最速80族+1

地震 ドラゴンクロー 剣の舞 守る
陽気 0-220-0-0-36-252
・剣の舞ドラゴンクローでH252B44ロトム確定1発
・C187めざめるパワー氷耐え

パワーウィップ アイアンヘッド 宿木の種 守る
意地っ張り 252-172-0-0-0-84
パワーウィップで水ロトム(252-44)高乱数1発
・麻痺込みで舞メガバンギラス抜き

立ち回り

基本選出はギャラドスゲンガー+ガルーラ以外から2匹ですが、かなり多くのパターンでの選出が可能であり、所謂"地雷構築"に対してはメガゲンガーが圧倒的に強いため選出を相手に合わせて変更可能な点が大きな強みです。
手持ちの6匹を見てメガゲンガー構築であることを想定する人は少ないため、1戦目はとにかくゲンガーがぶっささります。
ゲンガーギャラドスでの基本的な立ち回りは、単純につぶせるポケモンを鬼火威嚇や金縛りで潰して2:1の状態を作り有利に盤面を進めるか、もしくは氷持ちやドラゴンを潰してガブリアスで舞って全抜きを狙うことになりますが、LCQのルールが15分制限であるため、意図的にTODを狙うこともあります。
相手のポケモンがこだわり持ち+ゲンガーに打点のない物理などであれば両方を固定してしまうことは簡単なので、あとは適度に削り最終ターンで2匹同時に撃破して判定により勝利するだけです、LCQ1戦目ではこの方法で勝利しました。


ガルーラは主に2戦目以降に相手の持ち物や技がゲンガーに対して厳しい可能性が高いと判断したときに選出します。単体での性能を重視しているのでグロウパンチは採用していません。
ギガインパクトは、このパーティではどうしても厳しい高速移動サンダーを倒すために採用しましたが、このカロスマッチ戦においては実はかなり強い技でした。
凄まじい威力で等倍のポケモンをほぼ全て倒すことが出来、主に終盤にタイマン性能の高いサンダーやナットレイで相手を詰ませるときなどに使用します。
素早さは直前までもう少し遅かったのですが、全振りにして正解でした。少し苦手とするリザードンYに対してかなり有利に立ち回れます。


本当はもっと解説するべきことがあるのですが、自分の文章力のなさ&時間が経過したことにより曖昧な部分があるため、思い出し次第追記とさせていただきます(笑)。



また、先日行われたしゃでオフでは予選5-3で予選3位から決勝トーナメント2回戦で優勝者のびんびんおに負けてしまいベスト8でした。
予選での敗北が久しぶりのポケモンで金縛りでのターン数経過を勘違いしていたせいで勝ち確を逃して1敗、プレイングが甘くて滅びパに1敗、またしてもメガライボルトにやられて1敗(メガライボルトはしゃで全オフ参加者で使用していたのが対戦相手のえんどうまめさんのみでした)というある意味情けないものでしたが、ほかの試合はすべてほぼ理想通りの動きで勝利できたので、今振り返ってみてもこのパーティが強いという自信は揺るぎません。
原案のタクヤ君と調整・個体を用意してくれたmirageにもう一度、本当にありがとうございました!