ジャパンカップ使用構築

お久しぶりです。
去年もポケモンの世界大会に参加してたんですが、その記事すら書いてませんでした。
まあそれは置いといて、今年はジャパンカップへ参加していました。実質今年が初のジャパンカップ参加です。
まあ普通に最高レート1750いかなくて死んだんですけど、結構強いパーティが作れたのでメモとしてブログに残すことにしました。


使用したパーティはスカーフオーガ+チョッキレックウザ
ポケモンに対してブランクがあり、ジャパンカップのような長丁場の経験もない自分がジャパンカップを抜けるためには毎試合読み合いを要求されるようなパーティではダメだと考えていたので、スカーフオーガという最強の初見殺し+読みを放棄できるポケモンの選択は間違いなく大正解だったと思います。
実は、先日行われた「大正義オフ」においてポルンガがスカーフオーガを使っていたということを聞いたときからジャパンカップではスカーフオーガのパーティを使おうと決めていました(笑)。
とは言っても構築も何も聞いていなかったので、実際どのようなコンセプトで構築されたパーティだったのかは結局知らずにパーティを考えることになりました。
一人でパーティをちゃんと考えたのは実に6年ぶりです。というか前回のGSルール(2010)ぶりです。

使ったポケモン

潮吹き 根源の波動 冷凍ビーム 絶対零度
175-94-111-222-160-142
控えめ B4 C252 S252


調整段階からジャパンカップまでを通して選出率100%。
このパーティの主力。このポケモンを活かすためにひたすらほかの5匹(4匹)を考えました。
グラードンがおらず潮吹きの通る相手に対してはひたすら潮吹きを連打しているだけで半壊させられます。
Sを少し削って耐久に回してもそんなに変わらなかったので努力値配分はCSです。
控えめでなければ潮吹き+マニューラのフェイントでゼルネアスが倒せないので控えめ全振りは必須です。

画竜点睛 神速 アクアテール 流星群
メガ前193-190-110-153-110-161
陽気 HP100 A156 S252


コンセプト的にも当然ですが、このパーティはレックウザがいなければ完成しません。
いろいろと珍しい点の多い型だと思いますが、最も目を引くのは突撃チョッキでしょうか。
様々な持ち物を試しましたが、レックウザをメインに戦うパーティではないため拘らせてしまうと場持ちが悪くなる・神速を打ちづらい・グラードンの処理が難しくなるといった理由により拘りハチマキが選択肢からハズれ、命の珠はマニューラが持つと決めていたので当初は気合の襷で運用していました。
しかしレックウザを一撃で仕留められるポケモンが環境にゼルネアスくらいしかおらず、噴火グラードン過半数を占めるようになった頃に突撃チョッキというアイテムを思いつきました。
HPに100の努力値を回すだけで一般的なゼルネアスのジオコンシャインを耐えられるようになるし、グラードンに後出しが非常に安定するようになったためこの持ち物は正解であったと思います。
技は必須の2つとアクアテール・流星群。
まず滝登りではなくアクアテールなのは、強化アイテムを持たない場合に滝登りではグラードンを一撃で倒せないからです。グラードンに対してしか打たない技なので怯みの効果も命中90%であることも特に気になりません。
最後の枠には殆どのドラゴンタイプのポケモンに対してタイマンで勝つことのできる流星群を採用しました。始めは対ボーマンダを意識しての採用でしたが、パーティの構築が進むにつれてボーマンダに対して強すぎる6匹になってしまったためにボーマンダに打つ機会はほとんどありませんでしたが、想像以上に使い勝手は良かったのでそのまま採用しています。画竜点睛を打つと耐久が下がってしまうためガルーラに対して打つことも多かったですね。

ブレイブバード フレアドライブ 追い風 ファストガード
154-146-91-84-89-178
意地っ張り HP4 A252 S252


カイオーガもしくはファイアローのどちらかの攻撃が等倍で通る殆どのポケモン(≒環境のほぼ全てのポケモン)が拘りブレイブバード+潮吹きで倒せます。
後半の掃除役という安易な採用理由ですが、本当に強かったです。選出率は伝説枠2匹に次いで3位(のはず)。
拘りながらもファストガードは結構な頻度で使用しました。追い風はジャパンカップ中は一度も使用しませんでしたが、調整段階ではこの技のおかげで拾える試合が度々あったのでこの技でよかったと思います。というか他に入れる技がないがんですけどね…。

猫騙し 叩き落とす 氷柱落とし フェイント
146-172-85-58-105-194
陽気 HP4 A252 S252


カイオーガレックウザファイアロー猫騙し持ち という形が強いということに気付きいろいろなポケモンを試しましたが、最終的にマニューラに落ち着きました。
基本的に猫騙し持ちの中で最速であること・ある程度の火力が出せ草タイプに弱点を取れること・フェイントを使えることが大きな理由です。ジャパンカップの前にドータクンが流行していたのも追い風ですね。
フェイントが本当に強くかなり打ちまくっていたのですが、ジャパンカップ後にマニューラの横取りが強いという話を聞き、こちらも試せばよかったと後悔しました…。しかし攻撃技であるメリットも非常に多く、優先度も相まってこの技で多くのポケモンを倒せたのでフェイントを採用していてよかったと思っています。タスキならば横取りを使用していたかもしれませんね。

10万ボルト 電磁波 挑発 守る
155-108-90-177-100-179
臆病 HP4 C252 S252


時間が足りなかったせいでプレイングが甘くなってしまったポケモンその1です。
対トリパやファイアローが重い場合に選出します。ドーブルがメンタルハーブを持っていることが増えたため挑発を打つ機会が意外と少なかったのでこの枠はめざパ水や威張るなどでも良かったかもしれません。
先発で使いたいにもかかわらず先発で出す場合相手の後発グラードンがより重くなり立ち回りが難しいのが難点でしょうか。まぁ、これはボルトロスの問題というよりは次に紹介するクチートの問題であると言えそうですが。

アイアンヘッド じゃれつく 不意打ち 守る
メガ前155-132-106-67-81-84
意地っ張り HP236 A116 B4 D44 S108


時間が足りなかったせいでプレイングが甘くなってしまったポケモンその2。このパーティ最大の欠陥と言っても過言ではありません。
クチートというポケモン自体は本当に強くパーティの欠点を補えるポケモンであったことは間違いありませんし、想定していた相手に対しては想定以上の働きをしてくれたのですが、このポケモンがいるせいで相手のグラードンの選出率がめちゃくちゃ上がってしまうという大きな大きな問題点を抱えていました。
クチートの採用を決めたのがジャパンカップ開始前日でなければこの問題にも気付けていたのだろうと思うと非常に悔しいです。仮に選出しないとしてもボーマンダなどのグラードンに対して圧力をかけていけるポケモンを選ぶべきでした…。



メインロムがJCS2日目の時点で16勝1敗レート1700超えという最高のスタートを切っていたのですが、そこから2連続で通信エラーを起こしてしまいレートを40奪われてしまいそのまま死亡しました。
コンセプトは本当に強かったのですがグラードンがひたすらキツくクチートを採用したことをひたすらに後悔しました…。


元々Day1の権利取れなくても世界大会には自費で参加するつもりだったんですがなんだかめちゃくちゃ萎えてて世界大会なんか行きたくなくなったんですけど、5日も経たないうちにもう世界大会が楽しみになってきました…。
Day1すら参加できなくても世界大会には参加するつもりなんで、行く人はよろしくお願いします。
一緒にサンフランシスコでカニとロブスターとクラムチャウダー食べたりお酒飲んだりしましょう。それではまた次のブログ更新をお楽しみにヽ( ´ー`)ノ